
Happy place カラフルの活動内容
ビジョントレーニング
読み書きや運動が苦手、日常生活に困り感を抱える子どもたちの中には、視覚機能(見る力)の弱さが隠れいている場合があります。ビジョントレーニングとは、そんな視覚機能(見る力)を高めるためのトレーニングです。
ビジョントレーニングで育つ7つの力

読む力
・文章を正しく、スムーズに読める
・読み飛ばしや読み間違いをせずに
音読できる
・文章の意味を正確に把握できる
・算数の文章問題を理解して、
正しく解ける

書く力
・文字や図形を正しく整えて書ける
・マス目や行からはみ出さずに書ける
・短い時間で板書を写すことができる
・筆算の数字を揃えて書くことができる

作る力(手先の器用さ)
・直線や曲線の上をはさみで切ることができる
・定規を使って正しく長さを測ったり、きれいに線を引いたりできる
・紙を折ったり、ひもを結んだり、手先を使った作業が苦手でなくなる

記憶力
・数字や漢字を正しく覚えられる
・覚えた文字をすぐに思い出せる
・方向感覚が身に付き、目的地までの道順を覚えられるようになる
・探し物や忘れ物が減る

運動する力
・飛んでくるボールを上手にキャッチできる
・ボールをラケットやバットで打つことができる
・ジャングルジムやうんていなどの遊具を怖がらなくなる
・先生のお手本通りにダンスや体操ができる

集中力・注意力
・授業の間、勉強や作業に集中できる
・長い時間読書を続けられる
・整理整頓ができる
・ものにつまずいた り、ぶつかったりすることが減る

イメージ力
・文字や図形を正しく把握できる
・見本となるパズルの形を見て、同じように作ることができる
・上下左右を正しく認識できる
・ものとの距離感を理解して、スムーズにつかんだり、よけたりできる
ビジョントレーニングどんなことするの?

眼球運動
トレーニング
見たいものを眼でとらえ、素早くピントを合わせるためのトレーニング
追従性眼球運動のトレーニング
跳躍性眼球運動のトレーニング
両眼のチームワーク

視空間認知
トレーニング
目で見たものの形や色、距離感を正しく認識するためのトレーニング
見本と同じ形を描く
パズルなど

眼と身体の
チームワーク
トレーニング
ボールをキャッチするなど、眼からの入力情報に合わせて、思う通りに体を動かすトレーニング
見本と同じように体を動かす
動く目標物にタッチするなど
参考:北出勝也(2015)『発達が気になる子の学習・運動が楽しくなるビジョントレーニング』ナツメ社
運動プログラム
Happy place カラフルでは、動きやすい体を作る、自分の体を思い通りに動かせるようになることを目的として様々な運動プログラムを遊びの中で取り入れ活動しています。

コーディネーショントレーニング
リズム能力、バランス能力、変換能力、反応能力、連結能力、低位能力、識別能力を鍛えます。
体幹トレーニング
片足バランス、四つ這いなどの運動を通して体幹の使い方を覚えます。
粗大運動
粗大運動とは、座る、立つ、歩くなどの、生活をするうえで基盤となる動作です。体を使った遊びを行うことで粗大運動の発達を促していきます。
微細運動
手や指を使った細かく精密な動作のことで、持つ、握る、道具を使うといった動作のことで す。つまむ、通すなどの指先トレーニングを通して微細運動の発達を促します。
分離を促す運動
例えば、鉛筆で文字を書く時には肩や肘は固定し、手首を動かすことで鉛筆が持ちやすくなり苦なく文字や絵を描くことが出来ます。
このように、協同して固定する部分と分離して動かす部分をしっかりと分けることができるようなトレーニングを行います。


